日本オーラルクリニックインプラント部門のホームページにようこそ。日本オーラルクリニックインプラント部門は"患者様の心を豊かにし、QOL(生活の質)の向上"を究極の使命にしています。そのため、当院は、インプラント治療がお口の中で他の治療と主張しあわず自然な状態で馴染むよう口腔機能をトータルに改善し、その機能がカラダ全体と美しいハーモニーを長期に保ち続けるよう、常に技術革新を通じて安全性と予知性の向上に努めています。他院で断られた難症例も多く手がけ、その結果として、笑顔を再び取り戻された多くの患者様こそが、当院の誇るべき実績です。
川合院長は、名古屋大学医学部附属病院を経て国家公務員共済組合連合会名城病院の口腔外科開設に関わり、顎変形症の垂直骨切りやブローネマルクシステムインプラントを導入し、全身麻酔下での智歯の一括抜歯、ユニバーサルプレコーション、スタンダードプレコーションなどの感染症対策を講じた歯科治療体系を地域に先駆けて構築するなど、口腔キュア・ケアのエキスパートとして第一線で活躍しました。その後、完成度の高いコンパクトな開業歯科口腔外科のモデルクリニックとして七大都市の都心で初めて歯科CTスキャンを導入したプライベートオフィスとして日本オーラルクリニックを開院しました。旧来のI.I(イメージングインテンシファイアー)方式の歯科CTスキャンから、より鮮明でインプラントナビゲーションソフトが使用可能なFD(フラットパネル)方式の2台目となる次世代型歯科CTスキャンに更新。歯科CTスキャンの有効利用により、今までの歯科治療のパラダイムの大転換をライフワークの1つとして口腔領域の最先端治療を展開しています。
日本顎顔面インプラント学会は、氾濫する粗悪なインプラント治療を駆逐し、本来のエビデンスに基づいた正しいインプラント治療を追及し、敷衍し、インプラント優良医を育てることを目的に、主に口腔外科医が中心となって作られた学会です。学会認定の研修施設は、インプラント優良医を育て、それを学会が認定して専門医として輩出することを目的としています。したがって、指導医の技量、設備、治療システムが卓越していることや症例の多様性など多くの要件に対して厳しい診査を経なくてはなりません。日本オーラルクリニックは、大学病院も含めて全国で9番目の研修施設として認定されています。>>next
- インプラント治療で心配事や不安などでセカンドオピニオンを希望される方を受け付けています。希望される方は、現在の主治医からの資料を含む情報提供書をお持ちください。これは、前医の治療を評価するものではなく、現時点での状態と症状改善のための治療法についてご相談させていただくものです。
- 経過不良のインプラントの除去並びにインプラントの再治療を行っています。インプラントの種類は問いません。
- 他院で、ノーベルバイオケア社製のインプラント治療を受けられた方で、ご都合により治療を受けられた医院でのメンテナンス治療が続けられない場合は、当院のメンテナンスを受けていただくことができます。
嘗てのインプラント治療の失敗を踏まえたブローネマルクシステムインプラントの治療では、待時法といって一定の期間噛ませないようにする免荷期間を数ヶ月~半年間設けています。しかし、このような状態を続けることは大変な苦痛を伴います。忙しいビジネスマンや遠方から治療を求めてみえる方は、十分な治療時間が割けず、時間的制約がインプラント治療を断念する主な理由となっていました。
そんな、患者様に朗報です。当院には、「その日のうちに仮歯が入り噛める。」技術があります。
即時負荷インプラントについての症例はこちら
抜歯即埋入インプラントについての症例はこちら
利用可能な骨を最大限に利用することで、骨移植をしないで即時負荷(その日のうちに噛めるインプラント)が、実現します。当院では、本来、白人向けに開発された埋入フィックスチャー(人工歯根)4本のみの方法から、日本人の骨格と症例に合った確実な本数を算出しています。これも、当院のイノベーションの一つです。 >>詳しくはこちら
当院が地域に先駆けて行なっている治療法で、模型上で審美的、機能的で清掃性に最も適した理想的な最終補綴物の形態を患者様に示しながら決定すると、フィックスチャー(人工歯根)を埋入すべき位置が決まります。しかし、その位置に埋入可能な硬組織(顎の骨)や軟組織(歯肉)の量がない場合が多く、これらの組織の造成を行ないながら埋入するため高度な口腔外科テクニックが必要となります。
当院には、インプラント治療を受けながら、ホテルの食事を楽しんだり、観光が出来る人気のプランがあります。国の内外を問わず院長が施術し、安全で的確な治療を遍く提供いたします。 >>詳しくはこちら
- 2024.11.01
- ハロウィンの喧騒が去り、一強として我が世の春を謳歌していた自民党も先の総選挙で単独過半数はおろか与党でも過半数を割り崖っぷちの状態です。国民を馬鹿にした裏金処理を始め、首相の首のすげ替えで胡麻化そうとしたこと、非公認の支部長への2000万円の選挙資金の振り込みなど、これは野党の真の勝利ではなく、自民党のオンゴールによる自滅と言った表現が適格だと思います。 さて、長かった残暑もようやく終焉し、風が俄かに冷たくなり冬の訪れが予感され、やがて立冬そして小雪と、そしてコートの出番ですね。 また、今月は七五三(11月15日)やボジョレーヌーボーの解禁(11月21日)などイベントも豊富で、各地から紅葉の便りが届く行楽の季節でもあります。 行楽には、美味しい秋の味覚は欠かせません。現在、味覚の基本と言えば5味(甘味、酸味、塩味、苦味、旨味)ですが、つい最近まで甘味、酸味、塩味、苦味の4味が基本でした。 1908年に池田菊苗が旨味物質グルタミン酸ナトリウム塩を発見し、この味は4味では説明できないので、日本では旨味として基本味とする認識が定まって行きました。しかし、欧米では長らく4味が支持され、旨味が加えられたのはつい最近のことです。 ところで、最近見なくなった舌の味覚地図、舌先は甘味とか舌の付け根は苦みとか書かれた地図のことです。これは20世紀の初頭に提唱され、20世紀中に否定されました。しかし、なぜ味覚という身近なものに関しての間違いが1世紀近く気づかれなかったのでしょうか。ハーバード大学の権威もあったのでしょうが、舌はエリアごとに複数の種類の舌乳頭(小突起)が分布していることも原因のひとつだと考えられます。味覚地図の他にも、エリアごとではなく味蕾(みらい)ごとに分担する味覚が異なるという説や、反対に味蕾にはすべての味覚に対応する味細胞が存在するという説もありました。なお、味蕾は味細胞を含む「蕾(つぼみ)」状の形の味覚器官。味を感じるセンサーです。舌上には1万個程度ありますが、分布は均一ではありません。 現時点の理解は、どの味蕾にも各味覚(甘味・旨味・苦味・塩味・酸味)専門に対応する味細胞が5種存在していて、各味細胞から情報が脳に送られているため、舌のどの部分でも5味は感じるということです。 さて、秋の味覚も味覚障害があると楽しもうにも楽しめません。当院では、口腔外科専門医の在籍するクリニックとして味覚障害にも対応しています。心当たりの方は、是非ご来院下さい。お待ちしています。
- 2024.10.01
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当院のオーラルフレイルについての取り組み
毎年この時期には、「フレイル」についてお話しました。これは、健康と要介護状態の中間的な位置づけで、可逆的で適切な介入を行うことで回復し得る状態を指しますが、残念ながら、まだまだ、この「フレイル」という言葉に馴染みがない方が多いように思います
全身的な「フレイル」の前駆症状である「オーラルフレイル」は、年を重ね、歯周病による根面露出に引き続く根面カリエスなどで歯を失くして咀嚼障害が現れたり、唾液の減少や関連筋群の衰えによる嚥下障害や味覚の変化など、昔の様に美味しく食べることが難しくなったことを何となく感じる状態を指します。
しかし、「オーラルフレイル」は何となく徐々に進行するため、痛みや、歯の抜け落ち、補綴物の破損など問題が起きて初めて歯科を受診する方が多いのが現状です。そうなる前に可逆的で適切な介入を行うことが重要です。
オーラルフレイル対策の中では、特に栄養(食と口腔機能)の視点は最も重要であり、皆さんがこの原点をどのように再認識できるのかが鍵です。『しっかり噛んで、しっ かり食べ、しっかり運動もやり、そして社会性を高くみんなとワイワイ活動する!』という原点を分かり易く見える化しながら、従来の介護予防事業から新たなオーラルフレイル予防活動へと新しい風を入れながら進化し、最終的には次の世代へ引き継がれることになって初めて意味のあるものになり、当院が提示するオーラルフレイルが位置づけられます。そして、 個々の健康寿命を延伸し、快活な生活を目指して、高齢期になってもいつまでも弱らず自立した生活を維持し、むしろ担い手側になってもらう必要があります。それは個々の高齢者の課題でもありす。
その意味で医療は、転換期を迎えていると言っても過言ではありません。すなわち、今後の医療改革は、予防とケアの両面がバランスの取れた改革を目指すことが望まれます。さ らに、付け加えたいこととして、そこには歯科-栄養-医科を中心としたしっかりとした多職種協働の大きな改革も必要であり、新旧のエビデンスを十分踏まえた上での包括的アプローチをいかに有効的に持続可能な形で達成するのかが重要な課題です。
当院では、その一環として、治療終了者を対象に毎月メンテナンスで通院していただいております。そこで、「口の衰え」の適切な評価を通じて「オーラルフレイル」に気付いてもらい、治療を受けてもらって、痛みなくよく噛める状態に整えること、すなわち可逆的で適切な介入を行っております。
今後も、「口の虚弱=オーラルフレイル」が口だけの問題でなく、「全身の虚弱=フレイル」と大きく関わっている「プレフレイル=オーラルフレイル」という新しい概念を積極的に啓蒙して参ります。
- 2024.09.01
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今日は防災の日ですが、防災週間は既に8月30日から始っています。9月1日が、「防災の日」になった由来は、1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災で、この震災では死者・行方不明者数は105,000人を超え、建物等の被害も甚大で災害への備えが喫緊の課題となったからです。
これらの出来事が背景となり、政府、公共機関、国民一人ひとりが地震や風水害について認識を深め、その備えを行う必要性が強調され、1960(昭和35)年に「防災の日」が定められました。従って、防災の日は、防災対策の充実と強化を図り、被害を未然に防ぐための取り組みが行われる日なのです。
さて、視点を変えて口腔内状況を見てみますと、やはり未曽有の高齢化社会の到来により抜本的な対策が望まれる課題に「オーラルフレイル(口腔の虚弱)」があります。長寿国となって、その長さばかりが注目されがちですが、健康寿命ともいうべき質の問題が重要です。
国も健康長寿の延伸を目標に、2006 年(平成 18 年)に予防給付(介護予防事業なども同時に開始)が創設され、生活習慣病などの「疾患予防」に加え「老年症候群予防(危険な老化の予防)」が高齢期のヘルスプロモーションに導入されました。これは、長寿を目標とした「疾患予防」から「健康長寿」への大きな変曲点と捉えていいでしょう。介護予防の 様々なサービス(プログラム)の一つとして「口腔機能向上サービス」が導入され、このサー ビス対象者のスクリーニング項目として、咀嚼機能、嚥下機能などに関する問診、さらに反復唾液嚥下テスト(RSST)などの評価が採用されました。これは、う蝕、歯周病などを主眼とした保健活動から、「咀嚼」「嚥下」などの機能面に焦点化した口腔に関連した保健活動と言えます。
当院も、このトレンドを共有し、「オーラルフレイル(口腔の虚弱)」に対応して参ります。 また、ご来院の折には、新型コロナ感染症流行以前より徹底した院内感染対策を行っていますのでご安心下さい。
- 2024.08.01
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今年の梅雨明けは、平年より1日早い7月18日でした。抜けるような青空に入道雲、いよいよ真夏の到来です。と言っても、記録的な猛暑続きで熱中症警報が連日出されているのが現状です。そんな中、パリでは五輪が開催中で、日本勢のメダルラッシュの中、本邦は政治資金問題と相次ぐ自民党国会議員の不祥事で、内閣支持率は20%台と低迷し、政府は何事においても動きが鈍く泥船化している状態です。
さて、学生の皆さんは、2か月近い夏休みの最中と思います。皆さんは、いずれ社会人となり、自己実現と社会貢献に勤しむことになります。そのためには、体が資本!!!即ち健康が第一です。健康は、普段の努力で維持できる、いわば自分に対する最高のプレゼントです。ですから、日頃から健康管理を心掛けましょう。
若い人のお口の治療で、厄介なのは埋伏した親不知(智歯)の治療です。一般の歯医者さんでは、抜けない歯も多く、口腔外科を受診していただきます。放置すれば、歯列不正や智歯周囲炎、隣在歯の齲蝕、顎関節症、骨折などの原因となります。
ですから、骨が柔らかく回復力が高い若いうちになるべく抜歯しておくことをお勧めいたします。
当院では、新型コロナ感染症第11波の中、完璧な感染対策のもと毎週木曜日に親不知(智歯)抜歯外来を開設しております。将来に備えてこの休み中に親不知(智歯)の抜歯を夏休みの計画の1つに加えられたらいかがでしょうか。
なお、今月の抜歯外来は、8月1日、8日、22日、29日の4日間です。また、当院では8月9日(金曜日)~8月19日(月曜日)まで夏季休暇をいただきます。よろしくお願いいたします。 記録的な猛暑の中、口が渇いてなくても、こまめな水分補給に注意されて、どうぞ楽しい夏休みをお過ごし下さい。
- 2024.07.01
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春が終わり夏を迎えるこの時期は、梅雨の真最中です。この梅雨の語源は、中国で「梅の実の熟すころの雨」という説があるようです。中国では、桜の花より梅の花が珍重され、本邦でも名のみの寒さの中で、凛々しく咲く梅の花を愛でる人も多い筈です。かの菅原道真も庭先の梅の花を愛でていたのでしょう。九州へ左遷された折に「東風(こち)吹かば匂(にほ)ひおこせよ梅の花主(あるじ )なしとて春な忘れそ」と「飛び梅」の由来となる和歌を残しています。
また、梅の実は梅干をはじめ梅酒、梅エキスなどに加工され、なおその実の香りと味を主張する珍しい果実です。そういえば、料理で使う塩梅という用語に梅の実の不思議な個性が感じられます。これは全体的な調和を整え、さらに良いものに仕上げるというニュアンスが含まれています。
この塩梅という概念は、当院の口腔よりアプローチして患者さんの全身の健康を紡ぎだすコンセプトにどこか似ています。
そもそも、歯科医師と医師の両方の良さを生かした診療を目指して、歯学部、そして医学部大学院で外科学を本格的に学び口腔外科医となった私が、たどり着いたのが「森(=全身)を見みて木(=口腔)を見る。」「木(=口腔)を見てまた森(=全身)を見る。」そして「木(=口腔)を守って森(=全身)を守る。」という口腔医の立場とそれを実践する診療科のイメージです。以来、年月をかけてこのイメージを具体的な形へと醸成してきました。
やがて、コンセプトが明確になったところで「日本オーラルクリニック」の名称が脳裏に浮かび、商標登録できました。その後、口腔医のコンセプトを具現化するために、この栄の地に「日本オーラルクリニック」を開院いたしました。その日が、19年前の今日、7月1日です。 そして、皆様のご愛顧により20年目を踏み出すことになりました。そして、来年の今日には区切の20周年を迎えます。 今後も、口腔治療を通じて患者様の全身的な健康を塩梅して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
- 2024.06.01
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今月6月4日は、『歯と口の健康週間(6月~10日)』の初日です。今回、令和6年の標語は『歯を見せて 笑える今を 未来に』です。
口は、消化管のエントリーで、食べたものを細かく砕き表面積を広げること、すなわち咀嚼によって、消化を促進させる重要な働きを担っています。
その働きには、歯、歯周組織、唾液などが不可欠です。
歯は、虫歯菌の感染によって毀損されます。進行すれば歯冠が崩壊しその機能が失われます。
歯周組織は、いわゆる歯の周囲の組織のことでセメント質、歯根膜、歯槽骨、歯肉の4つから成り立ちます。歯周組織は、歯周病菌の感染により、炎症が進行すると組織が破壊され歯の動揺や脱落に繋がります。
この虫歯菌や歯周病菌は、バイオフィルムを形成して病原性を発揮します。バイオフィルムは一旦形成されるとブラッシングなど物理的に除去するしかありません。
このバイオフィルの形成を阻害するには、丹念な歯垢清掃ですが、唾液の自浄作用や含まれている成分リゾチーム、ラクトフェリン、免疫グロブリンigAなどの抗菌作用も無視できません。
唾液は、ストレスや加齢で流量が減少し本来の役割を損なう様になります。流量を増やすには、噛む回数を増やしたり、唾液腺マッサージが有効です。
この様に人は大方、虫歯や歯周病で歯をなくします。繰り返しになりますが、これはバイオフィルムが原因です。しかし、多くの方が、バイオフィルムの付着が原因であることをよく理解できずに、間違った歯磨きや治療を受けて、大事な歯を失っているのが、現状です。
クリニックで磨き方やどうしても取り残してしまうバイオフィルムを取り除いてもらいますが、毎日クリニックに通うのは不可能なので、歯やお口の清掃は、皆さんの毎日のセルフケアが大変重要となります。そのためには、歯ブラシだけでは不十分で歯間ブラシ、タフトブラシ、フロスなど補助グッズが、不可欠です。
当院では、予防の観点から歯科衛生士の丁寧なケアで患者さんのお口の健康をしっかりアシストしています。
この『口の健康週間』を契機にしっかり予防して、歯の寿命を延ばしたいと思いついた方、是非いらして下さい。スタッフ一同お待ちしております。
- 2024.05.01
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今日はメーデー、かつてヨーロッパでは五月祭として各地で行われ、労使双方が休戦し、共に祝ったことから、やがて現代の「メーデー」と変化し「労働者の日」となったようです。また、5月1日は、夏も近づく『八十八夜』でもあります。これは雑節(二十四節気のほかにも、暦には彼岸とか入梅など季節を示す補助的目印が幾つもあり、これらをまとめて雑節と呼ぶ)のひとつで、立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたります。
さて、今日は、われわれ医療人にとって、また、違った意味で特別な日でもあります。明治維新の立て役者の一人西郷は西南戦争で亡くなります。実は約150年前の今日、佐野常民と大給恒が、この西南戦争負傷者の救護のために日本赤十字社の前身である博愛社(10年後に日本赤十字社に改名)を創設した日なのです。日本赤十字社はご存知のように病院や血液センター、献血ルームなどを運営しています。特に、血液事業では、日本で唯一、献血の受け付けや、献血を原料とする血液製剤を製造し、医療機関へ供給するという重要な役割を果たしています。手術中の異常出血による致命的な事態に、この血液製剤がいかにたくさんの人命を救ってきたことでしょう。最後に赤十字奉仕団員の信条をご紹介しておきましょう。
• 全ての人々の幸せを願い、陰の力となって人々に奉仕する
• 常に工夫して、人々の為により良い奉仕が出来るよう努める
• 身近な奉仕を広げ、全ての人々と手をつないで、世界の平和に尽くす
※5月の休診日のお知らせ
5月は、2日(木曜日)~6日(月曜日)まで休診とさせていただきます。それ以降は通常通りに診療致しますので宜しくお願い申し上げます。
- 2024.04.01
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いよいよ今日から、新年度のスタートですね。寒の戻りから開花が遅れていました桜は、各地でようやく開花宣言が聞かれるようになり、その門出に花を添えることになりましたね。
しかし、巷では自民党の派閥のパーティー収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかったことが発覚し、大きな政治問題になっています。関わった議員は安倍、二階両派で82人に上るという報道が連日なされる一方で、小林製薬の紅麴原料を使ったサプリメントが原因と疑われる健康被害が相次いでいます。
『健康は、自分への最高の贈り物』と言われる様に健康志向の高まりから、いろんなサプリメントが市販されています。しかし、健康志向の高い方が、まさかサプリメントで健康を害するとは、本当に皮肉な話です。
さて、当院ではお口の健康が体全体の健康の礎との考えから、お口の健康強化を推進して来ました。
お陰様で、今年6月末で開業満19年を迎えます。十年ひと昔といいますが、この19間年を反省し、今後さらに皆様のご期待にお答えできますように、20周年に向けてますます精進して参りたいと存じます。
さて、新型コロナウイルス感染症は、約1年前、5類感染症に移行し、マスコミの報道も少なくなっていますが、つい最近第10波がピークアウトしたばかりです。しかし定点観測では15の地域でピークアウトが遅れています。
新型コロナ感染症の蔓延初期には、歯科衛生士、歯科医師が最も感染しやすいとされていましたが、実際には歯科治療での感染例は全国的にゼロで、いかに歯科科治療が安全かが実証されています。逆に歯科医院でのメンテナンスなど怠って、新型コロナウイルスが口腔内で増殖することが、数年前に発表されたノースカロライナ大学の論文で明らかにされています。一旦は落ち着いた新型コロナ感染症ですが、これから夏に向かうと第11波の到来が危惧されます。ですから、毎月のメンテナンスを継続されることを強くお勧め致します。
当院では、現在も新型コロナウイルス等、院内感染防止策を徹底していますので、安心してご来院下さい。
- 2024.03.01
- 新型コロナのニュースがぱったり消え、地下鉄や公共バスの中でマスクをしてない方も増えてきました。しかし、今は新型コロナの第10波の到来で患者が増えているようです。新型コロナワクチンは2024年(令和6年)3月31日で全額公費による接種が終了します。ワクチンは、100%感染を抑えるものではありませんが、重症化を防ぎ、感染しにくくなり、感染後の後遺症も軽く済むようです。まだの方は 依然として新型コロナに感染される方は沢山みえますので、この期間内にお済ませになると良いと思います。
さて、当院では恒例の「新社会人応援キャンペーン」を開催中です。4月の入社式まであと1か月余り。現在、社会人になる前に親知らずを抜いておこうと智歯の抜歯予約が増えています。当院では、手慣れた口腔外科専門医が担当し、抜歯後1週間から10日程度で腫れはほとんどなくなり、目立ちにくくなります。お勧めは今月の中旬までです。また、当院では地域に先駆けて、第5類になった後も新型コロナ院内感染対策を徹底して安全な環境を整えていますので、まだの方、お早めに!!!
- 2024.02.01
- 当院では、恒例の新社会人応援キャンペーンを開始しました!
今は、長く続いたコロナ禍がやっと収束しコロナ前の日常が戻りつつあります。今春ご卒業の学生の皆さんは、コロナ禍での学生生活を強いられ、感染対策、休校、リモート授業など大変ご苦労されたことと存じます。 そんな中で学校を巣立って新社会人となる皆さん、その準備は万全ですか。コロナ禍もあって、意外となおざりになりになっているのがお口の健康です。未治療な虫歯、親知らず、歯周病を放置すると、今後、突然の歯痛、歯茎や親知らずのトラブルが出現し、職場に迷惑をかけたり、仕事に大きな影響が生じる場合があります。また、虫歯や歯周病が原因の口臭が、あなたの印象に大きなダメージを及ぼし、深刻な問題にも発展しかねません。
当院では、新型コロナ感染症が第5類になった後も徹底的な新型コロナ・インフルエンザ対応の院内感染防止対策を実践し、新社会人応援キャンペーンとして、親知らずの抜歯や虫歯の治療は勿論、あなたのイメージアップに繋がる口臭予防や素敵な白い歯を獲得できるホワイトニングも安心して受けていただけるよう体制を整えてお待ちしております。
この春休みがラストチャンスです。万全の準備で新たな人生のスタートを切りましょう!!!
- 2024.01.01
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明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
当院は、1月9日(火曜日)より通常の診療を致します。
さて、ウクライナとガザで起こっている2つの戦争の中で迎えた新年、どんな年になることでしょうか。新型コロナは弱毒化して、去年の連休明けに5類感染症になりましたが、インフルエンザの流行が加わり気が抜けない状態です。また、何時まで続くかわからない物価の高騰や自民党の政治資金問題で政治の混乱が生じています。
この様に、今後が見通せない中、その分、私たちは不安な年を過ごすことになりそうです。こんな時は、体の健康だけでも維持したいものです。体の健康にとって今注目されているのがお口の健康です。それを裏付けるように、政府は2022年度の「骨太の方針」で、年代関係なく国民全員が定期的に歯科健診を受けることを目標とする、「国民皆歯科健診」制度の検討を発表しました。
当院では、既にこの方針を先取りし、歯周病菌などのコロニーであるデンタルバイオフィルムや毒性のある歯科金属が全身に及ぼす影響(歯科金属アレルギー)についての啓蒙活動を長年行って来ております。また、最近「オーラルフレイル」という見知らぬタームが新聞、雑誌で取り上げられるようになりました。
これは、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え( フレイル)の一つです。注目点は可逆的であること!しっかり治療を行えば再びお口の健康を取り戻すことができることを意味します。今年も、当院ではこれらの観点に基づいた全顎的な治療を通じて、皆様のお口の健康をアシストして参ります。
- 2023.12.01
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《年末年始休暇のお知らせ》
10月7日にハマスなどパレスチナ武装勢力がガザからイスラエルを攻撃し、罪のない一般市民に多大な被害が出ました。そして、多くの方々が誘拐されたとも報じられております。また、イスラエルの報復に因りガザ地区でも多数の死傷者が出ていることは、ウクライナに続く悲惨な戦争がまた1つ生まれたことを意味します。
去年は、史上初、中東でのサッカーワールドカップ・カタール大会で開催されてましたが、1年でこんなに状況が変わってしまうことに驚きを禁じえません。
さて、巷では新型コロナにインフルエンザが加わって猛威を振るっています。そんな中、今年も師走となり、残すところあと1か月と押し詰まりました。
さて、お口の中の大掃除はお済になりましたか?まだの方は、お早めに!!!そして、気分も新たに年越しをしたいですね。
当院では、新型コロナ感染症が5類になっても、待合における三密を回避するため、調整により患者様間の予約間隔をあけ、患者様の手指消毒、換気の徹底などを続けています。また、診療シーンでは、広い個室空間をご用意。治療開始時にしっかりとイソジンでうがいをしていただき、更に徹底したスタンダードプリコーション(標準的院内感染対策)を実践しておりますので、機器・器具の使い回しによる感染の心配なく安心して受診していただけます。
今年も多くの皆様にご来院いただき、有難うございました。来年もどうかよい年を迎えられ、元気な笑顔でお過ごしください。 当院は、令和5年12月29日~令和6年1月8日までお休みをいただきます。
なお、新年は1月9日(火曜日)より通常通り診療をいたしますのでお間違いのないようお願い申し上げます。
- 2021.10.15
- 「口内法デンタルエックス線画像による顎骨の骨密度計測の臨床応用の研究」への協力について