軟組織の造成(遊離歯肉移植)

軟組織の造成(遊離歯肉移植)

インプラントは、歯牙欠損部位に人工歯根を埋入して被せ物をつけて噛めるようにする治療ですが、すでに歯のないところに比較的容易に人工歯根が埋入できる好条件の方は少なく、骨が痩せて角化粘膜も喪失した場合が多く、骨の造成後、二次的に角化粘膜を移植してインプラント周囲に厚い角化歯肉を獲得することによって、インプラントを支える骨や歯肉の退縮を防ぎ、結果的にインプラント周囲炎を防ぎ良好な予後を得ることができます。インプラントをただ植えればそれで終わりでなく、インプラントが口腔内で長く機能するためには様々な付加的な治療が必要な場合が多いのです。

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症例

不動粘膜

不動粘膜は舌側にわずかで、可動粘膜が歯槽頂を覆っています。

口蓋から不動粘膜を採取

口蓋から不動粘膜を採取します。

遊離歯肉移植

骨膜を残して歯槽頂粘膜を剥し口腔前堤を拡張した後口蓋粘膜弁を遊離歯肉移植します。

移植粘膜を縫合固定

縫合して歯槽頂粘膜が戻らないようにし、移植粘膜を縫合固定します。

手術後2週間目の口腔内写真

手術後2週間目の口腔内写真。移植片の生着が認められます。

インプラントが入った1年後の口腔内写真

インプラントが入った1年後の口腔内写真。インプラント周囲の歯肉の退縮はなく、インプラント周囲炎もみられません。

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軟組織の造成(遊離歯肉移植)のメリットとリスク

メリット

  • インプラント周囲炎のリスクが軽減される
  • インプラント機能の長期維持に有効である

リスク

  • 手術する必要がある
  • 2~3週間局所の安静が必要である
  • 歯肉採取部と移植部の2つの創が出来る

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